例えばこんな症状で困っていませんか。
- あごが痛い
- あごから音がする
- 口が開かない
- 肩こりがひどい
- よく歯ぎしりする
それは顎関節症かもしれません。
顎関節症は歯科医院で治せることの多い疾患です。
ストレスや姿勢の悪さが原因で噛み合わせが悪くなると、あごの骨に負担がかかり、体のいろいろなところに症状が現れます。それが顎関節症です。
個別の症状に対する対症療法では根本治療にならず、原因である噛み合わせをよくしなければなりません。
加茂野歯科医院では、顎関節症治療に力を注いでおり、症例経験も豊富です。
こんな症状はありませんか?
- 顎が痛い、違和感がある
- 顎からカクカクと音が鳴る
- 口を開きにくい
- 肩こりや首の痛みがある
- 歯ぎしりがあると指摘を受けた
歯ぎしりを放置していると…
寝ている間に激しく歯を擦り合わせる歯ぎしり。無意識に、普段では考えられないような力がかかっています。ガリガリと驚くほどの音が鳴る方もいらっしゃいます。
歯が削れるだけでなく、欠けたり、折れたりすることもあります。また、歯ぐきや顎の骨への過剰な負担、さらには肩の筋肉のこり、顎関節症へとつながります。
歯ぎしりを改善することで、顎への負担が軽減され、痛みなどの症状が和らぐこともあります。
顎関節症の治療
意外に思われるかもしれませんが、咬み合わせを改善することで顎関節症の症状が軽減されることが少なくありません。
上下の歯が正しく咬み合うことで、顎に不正な力がかからなくなり、筋肉をリラックスした状態に導きます。
咬み合わせの改善として、主に以下の4つの方法が考えられます。症状や患者様のご希望に合わせて治療法を選択していきます。
歯科矯正
装置を使った歯科矯正によって、歯並び・咬み合わせを改善します。
被せ物の調整や交換
咬み合わせの乱れの原因となっている被せ物の形を整えたり、咬み合わせを考慮した新しい被せ物に交換するといった方法です。
問題ない範囲で歯を削る
咬み合わせの乱れの原因となっている歯を、健康上問題のない範囲で削ることで、咬み合わせを改善します。
入れ歯の調整・交換
現在使用されている入れ歯が咬み合わせの乱れの原因となっている場合は、その調整や交換をすることで、咬み合わせが改善します。
日常生活でできる「顎関節症・歯ぎしり対策」
睡眠の質を向上させる
歯ぎしりは、眠りの浅い方によく見られます。生活リズムの改善、日中の適度な疲労、就寝前のリラックスタイム(ストレッチ、音楽鑑賞、半身浴など)の確保で、睡眠の質を向上させましょう。
なお、就寝前は、カフェインを含む飲み物の摂取や喫煙を避けましょう。飲酒も、睡眠への導入には効果があるようですが、深く眠るためには逆効果です。
夜中に目が覚めたり、睡眠が浅くなる原因となりますので、できるだけ避けるか、量を減らしましょう。
ストレスとうまく付き合う
顎関節症や歯ぎしりの原因として多く見られるのが「ストレス」です。ただこのストレス、社会生活を送る上では、誰でもある程度は抱えているものです。問題は、その吐き出し口を持っているかどうかです。
スポーツや趣味、仲間との歓談などさまざまですが、自分にとってのストレス解消法を見つけ、心身の健康を保ちましょう。
ナイトガードの使用
就寝時に使用するナイトガードは、顎関節症の症状を和らげたり、歯ぎしりによるダメージを軽減したりといった効果が期待できます。
根本的な原因の解決にはなりませんが、それまでの対症療法としては有効です。